月々

小林です。
12月になりましたね。私は今月が誕生月なので、早速お誕生日(月)おめでとうメールが何通か届いています。
僅かばかりの割引やポイントゲットチャンスを撒き餌に散財を迫る商業メールが!! (-。- )はぁ。
残念ながら誕生日プレゼントはもう買ってあるので!(自分で!!)←・・・


さて、今年も残すところあと1ヶ月。
卓上カレンダーを買いました。
月々

モチーフとして、パンが好きです。(食べる方も当然すきですが。ただ基本御飯派)

家の一角がこんな感じ。


月々


さて。
1年12ヶ月。毎月こなさなければならないもの・・・・そう。
公共料金の支払いです!!
私も毎月、よかった今月、水を止められずに済む・・・!と引き落としが終わると思っています。

というわけで(長い前振り) 「使用水量のお知らせ」 について、ちょっと見方のポイントなんかを。


松本市のものになります。↓

月々

※水道料金の金額設計、計算方式については、各市町村毎により違いますので、今回あくまで松本市のものになります。


ぱっと見、16立米つかって2,800 円なのね。ですが、なかなかどうして、この計算式、案外ややこしいんです。
計算式については、松本市のHPを参照してみてください。

前提情報として、松本市の料金設定。

φ13 の準備料金(基本料金) は 780円になります。
これは、全く水道を使わなくても、月に発生する料金になります。

(なので、長期家を留守にするよ~という時は、水道局の料金センターに電話をして、
水道の状態を「閉栓」状態にしないと、全く水を使っていない状態でも、月々780円かかりますので、お気をつけください。
・・・ただ、松本市のような寒冷地だと、普段水を使ってないから閉栓するよ、だけだと、
凍結や凍結破損の対応の問題がでてきますので、よろしければ当社にご相談いただければ対応いたします)


基本料金に足して、使用した水量分の料金が乗ることになります。
ただ、2,800-780= に・・・ならないんですよ、これが。

さて、順番に計算していきましょう。

まずこの16立米というのは、2ヶ月分の数字になります。水道メーターを検針するのは、2ヶ月に一回になりますが、
水道料金というのは、1ヶ月毎に計算されますので、この「お知らせ」で見ると、

10月分→8立米。
11月分→8立米。

と半分ずつ振り分けれます。17とか奇数になると、8立米と9立米みたいな振り分けられ方になります。
基本料金 780円というのは、10月分と11月分それぞれに乗っています。

現状 10月分 → 基本料金+使用水量分(8立米)+消費税=
   11月分 → 基本料金+使用水量分(8立米)+消費税=

そして、その使用水量分の計算、ここにも  や や こ し さ を 含 ん で い ま す。

松本市の水道料金表を見ると、

1~10立米 立米毎 65円
11~20立米 立米毎 105円
21立米~ 立米毎 160円

・・・なんのこっちゃ。 

今回参考にした表の場合、 8立米 なので、1立米毎にかかっている水道量は、1立米 65円。

10月分 → 基本料金+使用水量分(8立米)+消費税分= (780+8×65)*1.08=1,404
11月分 → 基本料金+使用水量分(8立米)+消費税分= (780+8×65)*1.08=1,404

これを足して、 2,808円。 10円以下は切り捨てになりますので、 この請求(予定)金額は、 2,800円になるのです。

参考の表が水量少なくてよくありませんね。

これが、1ヶ月8立米ではなく、例えば39立米とかになると、

10立米分(~10立米迄)×65円  =650円
10立米分(10~20立米)×105円 =1,050円
19立米分(21立米~)×160円  =3,040円

(780+(650+1050+3040))*1.08 =5,961 (1月分)(10円以下切り捨て)

になる・・・はず・・・です。

さて、ここで前提としている φ13とはなにか。
これは、水道メーターの大きさになります。厳密にいうと、水道メーターの中の水が通る管の径になります。
これが細いと 通る水の量や圧力が絞られ、調整されている、というわけです。

なので、たくさん水を使いたい、強い水圧で使いたい、という場合、大きいメーターを使う、ということになるのですが、
当然、大きい水道メーターを使えば、その分、基本料金も高くなります。
これが、一回り大きい、φ20のメーターを使おう、ということになると、1月分の基本料金は、1,900円になるので、
月々、1,120円プラスになるのです。

なので、逆に、
「昔は大家族だったので、φ20のメーターを使っていたが、子供達も皆独立して夫婦2人暮らし、それほど水道使っていない」
「以前は自宅で、事業をやっていたから大きなメーターが必要だったが、今はもう辞めたので大きなメーターは不要」

という場合、水道メーターを小さい物に替えるだけで、月々の水道料金が減額になりますので、
今の状況と、使用している水道メーターの大きさが合致しているかどうか、一度確認してみるのもいいかもしれません。

(3階に直結して給水しているとか、ビルとかだと消防設備の関係で、ある口径以上のメーターの使用が
条件になっている場合もありますので、メーター口径を下げることができない場合もあります)

さて、最後に、「使用水量のお知らせ」の文言。
「メーターの凍結を防ぐ為、メーターボックス内に発砲スチロールなどを入れて保温してください」

とあります。当ブログでも、凍結対策の仕方についての記事は、度々載ってきましたが、
水道メーターというのは、市からの貸与品、という扱いになります。
水道を使うにあたり、市から借りている、という形になります。つまり・・・保温を怠り、凍結破損させると、
弁償することになります・・・!
凍ると不便というだけではく、借りているものをきちんと管理する、という意味でも、メーターの保温対策はした方がいいのです。


では・・・









 




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