路面下空洞化調査

Posted by ルピナ中部工業. 2015年10月02日09:02 | 現場
技術部の麻和です!

こんな業務を経験しました。

道路陥没を未然に防ぐ為の路面下の空洞探査です。

空洞の主な発生原因としては

1)地下構造物の廻りの締固めが不十分による圧密沈下拡大による形成
2)埋設管破損による土砂吸出しによる形成
3)水みちの存在による土砂吸出しによる形成
となります。   


以下に調査の概要を書込みしましたので良かったら見てみてください。

今回調査した某所では、路盤・路床が若干ゆるんでいる箇所を数ケ所確認したが、現時点では舗装が陥没する恐れはないと判断できました。こういった調査業務を経験することがないので貴重な時間でした。


レーダー探査状況


反射波形

電磁波レーダは、電磁波の物質への透過率の高さと、
比誘電率の異なる物質の境界面で反射する性質を利用して路面下の状況を測定した。

コアボーリング状況

電磁波レーダを用いた空洞探査の結果から、舗装体内に異常(路盤・路床の空洞やゆるみ)が発生していると推測される場所にφ40mm の小径コアカッターを用いて削孔を行った。

ボアホールカメラ撮影状況
内壁撮影

削孔後、ボアホールカメラを用い内壁状況を撮影し、舗装下体内の状況および舗装断面の確認を行った。



もし地中調査してほしいところがあればルピナの麻和まで連絡を!!