屋内での漏水

ルピナ中部工業

2022年05月13日 08:00

みなさま、こんにちは。
DIY大好き工事3部の細川 です。

今回は、漏水についてお話しします。

漏水調査に伺うと、意外に多い事例になります。

この写真はトイレのタンク内部です。



タンク内の水がオーバーフロー管というあふれ防止の筒のラインまであるのが分かるかと思います。


本来は、筒に書いてある

W.L(ウォーター・ライン)と書いてある辺りに水位がストップしていると、標準水位となります。


なぜ水位が上がってしまうかと言いますと…

ボールタップと呼ばれる浮き球付きの弁が劣化や故障したりすると、タンクへ注水し続けてしまい、このような事が起きます。
タンク蓋で塞がれた中にありますので、気が付くことが難しかったりします。

その為、筒の上端まで水が溜まってしまうと、便器へ直接排水してしまい、無駄なお水が流れてしまう事態となります


今回のお宅は、これが原因で水道料金がいつもより上がってしまい、漏水が疑われた形です。

使用年数もかなり経過していることから、ボールタップ一式取替する事としました。


これでトイレの漏水対策は、バッチリです。


屋内でのこのような気づきにくい場所に漏水原因がある場合がありますので、
毎日使う場所でもありますし、普段から気にかけていただきたいと思います。


ECOにも財布にもやさしい結果となるでしょう。
























関連記事